発酵サトウキビファイバーとは!
サトウキビの搾りかす「バガス」を利用した発酵食品
発酵サトウキビファイバー
食物繊維いっぱいの沖縄スーパーフードです。
沖縄県の名産・さとうきびの搾りかすを原料とした「発酵サトウキビファイバー」が商品化され注目を集めています。
発酵サトウキビファイバーは食物繊維を豊富に含むほか、ポリフェノールやキシロオリゴ糖など抗酸化作用や腸内環境を整える機能性成分も豊富に含んでいます。便秘改善はもちろんのこと、肥満防止に、美容に、ダイエットにと、まさに効能満載の「沖縄スーパーフード」です。
食物繊維はいまや、炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルの五大栄養素に次ぐ、第六の栄養素として重要視されています。
便通を整えるだけではなく、腸内環境を改善して大腸がんや大腸ポリープなどの腸の疾患を予防し、高脂血症や胆石症、糖尿病などの生活習慣病を抑える効果があることもわかっています。厚生労働省でも食物繊維の摂取を奨励しているところです。
発酵サトウキビファイバーが、これからの日本の料理・食卓を大きく変えていくことは間違いありません。
(画像:esfield)
発酵サトウキビファイバーの製造法
バガスを爆砕してから発酵
沖縄のスーパーフード・発酵サトウキビファイバーには、不溶性食物繊維、水溶性食物繊維、ポリフェノール、キシロオリゴ糖が豊富に含まれています。
この発酵サトウキビファイバーは、沖縄の太陽をいっぱい浴びてすくすく育ったさとうきびの、搾りかす(バガス)を原料として精製します。
精製手順は次のとおりです。
①搾汁
さとうきびから砂糖や黒糖の原料を絞ります。バガス(搾りかす)には食物繊維がたっぷり含まれています。
②爆砕処理
バガスを高温高圧状態から一気に大気圧に戻して粉砕します。
③発酵処理
こうじ菌によって発酵させます。おなかにいい成分がぐんとアップします。
④乾燥・微粉砕
発酵バガス完成。これを乾燥させ、粒径250ミクロンメートルに微粉砕して精製すると「発酵サトウキビファイバー」が出来上がります。
バガスは食物繊維を大量に含んでいますが、繊維が固いためにこれまで利用できませんでした。高温高圧状態から一気に減圧して爆砕処理することで柔らかくほぐすことに成功。さらに発酵させることで、おいしく、腸内環境にも優しい風味豊かな味に仕上げました。
さまざまな料理に利用可能
粉末と顆粒タイプ
発酵サトウキビファイバーは粉末タイプと顆粒タイプの二種類があります。
粉末タイプは料理に使うのに便利です。見た目はココアやコーヒーのような薄茶色の粉末ですが、味そのものはクセが無く甘くもないとのことです。
炊き込みご飯や、おにぎり、たまご焼きなど、どんな料理にでも振りかけて簡単に使用することができます。アイスクリームや牛乳に入れて飲んでもよさそうです。
一方、顆粒タイプは常時携帯して、1日3~5粒を目安に飲む食物繊維として利用できます。
厚生労働省でも食物繊維の摂取を強く推進しており、食事摂取基準(2015年版)では、食物繊維の目標量は、18歳~69歳では1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされています。
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