デトックス(解毒、毒だし、毒抜き)とは、体内から鉛や水銀、カドミウム、砒素などの有害な金属ミネラル(重金属)を排除すること。

 

デトックス 解毒 毒抜き

  

デトックス実践法

デトックス(概説)

体内から有害ミネラルを排出すること

デトックスとは体内から有害な金属ミネラル(重金属)を排出すること。
デトックスとは体内から有害な
金属ミネラル(重金属)を排出すること。

最近疲れやすくなった、疲労が抜けない、どんなダイエットをしても痩せない、肌荒れがなおらない・・・
こんな悩みを抱える方が近年多くなっています。

原因のひとつに、水銀や鉛、カドミウム、砒素などの有害ミネラル(重金属)の影響が指摘されています。
有害ミネラルが細胞内の酵素と結びついて、酵素本来の働きを阻害するのが原因なのだそうです。

脂肪を燃焼させるのは酵素の働きです。また、疲労は細胞内に「乳酸」が溜まることにより起こりますが、この乳酸を分解するのも酵素の働きです。
酵素の働きが悪くなると、いくらダイエットしても痩せられなくなります。また疲労も抜けません。

そこで、体内からこれらの有害ミネラルを排除しようとするのがデトックス(DETOX)の考えです。
日本語では解毒とか毒出し、毒抜きと解釈されています。

有害ミネラルは食料品を通して口からいつも体内に入ってきます。
ダイエットや美容、アンチエイジングのためにも、きちんとしたデトックスへの対応が求められています。

(画像:Lib Garden)

有害ミネラルの摂取と人体機能

生体機能への悪影響

大地の土壌には有害ミネラルがあり、その土壌で育まれた野菜や穀物には、微量ながら有害ミネラルが含まれています。だから食べ物を通して、有害ミネラルが体内に入ってくるのは避けられません。

ただ人体には、もともと有害物を解毒し排出する仕組みが備わっていますので、短期間に大量に摂取して中毒にならないかぎり、命を奪われるようなことはありません。

むしろ最近注目を集めているのは、水銀が脂肪燃焼を妨げるなどの中毒以外の毒素の害です。
疲れやすい、肌荒れが治らない・・なども、毒素による生体機能への障害です。
これらの有害物を早く体外に出す手助けをしようという考え方がデトックスなのです。

有害ミネラルを分離して排出する

汗やおしっこと一緒に排出

有害ミネラルは、体内では主に脂肪に溜まります。そのため有害ミネラルを効率よく体外に排出するためには、次の手順を踏んだ正しいヘルスケアが大事です。

1)先ずは脂肪に溜まった有害ミネラルを剥がします
食事制限してカロリーを押さえ、体内の脂肪が燃えやすい状態を作ります。アルファリポ酸などの脂肪燃焼系の栄養素を効果的に摂るのもいいでしょう。脂肪が燃えれば、そこにくっついていた毒は、はがれます。

2)血流やリンパの流れをよくして、毒素を腎臓や肝臓などのろ過器官まで運びます
はがれた毒素はそのままにしておくと、再び別の脂肪細胞にくっついてしまいます。だから、さっさと腎臓や肝臓に運んでやらなければなりません。血液サラサラが大事です。

3)腎臓や肝臓のろ過機能の強化
腎機能や肝機能が低下していたら毒素を分解したり、ろ過したりできません。暴飲暴食を避けて、腎機能や肝機能を強化できる栄養補給に留意しましょう。タウリンを多く含む貝類などが効果的です。

4)毒素を速やかに体外に排出します
汗をかいて、毒素を汗とともに体外に出します。30分以上のウオーキングなどが効果的です。また水を多目に飲んで、おしっこと一緒に毒素を出します。

デトックスでダイエット

デトックスは本来、ダイエットを意識したものではありませんが、上述1)の脂肪燃焼や、2)のサラサラ血液、さらに4)の発汗運動など、ダイエットに通じる要素がたくさんあります。

だから、デトックスを実践すると、結果的にダイエットすることができます。
デトックスとダイエット。一石二鳥の夢のような効果です。

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