不眠症とは、睡眠覚醒障害の一つのタイプです。就寝しても熟睡できず、睡眠が不足するものです。主な症状には、入眠障害、途中覚醒、早朝覚醒、熟眠障害などがあります。

 

不眠症 睡眠覚醒障害

  

不眠症の原因と対策

不眠症とは(概説)

就寝しても熟睡できない病気です

眠いのに眠られない「不眠症」。入眠障害、途中覚醒、早朝覚醒、熟眠障害などの症状が見られます。
不眠症は睡眠覚醒障害の一つのタイプ。睡眠不足で社会生活にも影響がでます。

不眠症は、睡眠覚醒障害の一つのタイプで、就寝しても熟睡できず、睡眠が不足するものです。

 ・横になってもなかなか寝付くことができない(入眠障害)
 ・睡眠の途中で目が覚めてしまう(途中覚醒)
 ・眠りが浅く熟眠感がない(熟眠障害)
 ・早朝のまだ暗いうちに目覚める(早朝覚醒)

などの症状があります。
これらの不眠症状が続いて現われ、本人や家族の人々に対して苦痛を与えたり、社会生活や仕事のうえで著しい機能障害をもたらしたりする場合に「不眠症」と診断されます。

不眠症は現代社会ではありふれた病気の一つで、最近の調査によると、日本人の4人に一人は不眠症なのだそうです。

(画像: セントジョーンズワートの効果ガイド )

不眠症の原因

ストレスが原因となることも

不眠症の原因はいろいろあります。

まず考えられるのはストレスです。ストレスは、肉体的な疲れとは違って、精神的にダメージを負っている状態ですので、心理状態に大きく依存します。
 「疲れているのに眠れない・・」
 「眠ろうと努力すると余計に眠られなくなる・・」
ストレスが悪循環して、ますます眠られなくなり、不眠症がひどくなります。

医学的にみると不眠症の原因には多くのものがあるようです。たとえば、次のような原因が挙げられています。
 物理的環境~騒音、高温、高所など
 化学物質の使用~アルコール、カフェイン、覚醒剤など
 心の病気~神経症、躁うつ病、精神分裂病など
 神経の病気~老年痴呆、脳血管障害、脳腫瘍など
 からだの病気~内分泌疾患、代謝性疾患、がんによる癒痛など

このように、特定の物理・化学的原因やさまざまな病気により二次的に発生する不眠症を二次性不眠症と呼びます。
一方、原因がはっきりせず、不眠のみをおもな症状とするものは、一次性不眠症(原発性不眠症)と呼ばれます。

不眠症対策~日常生活での注意

ますはリラックス~眠れないことにくよくよしない

不眠症対策にはストレスの発散・解消が何よりも大事です。

昼間に適度な運動や日光浴を行なう。スポーツジムなどに行って軽い運動をして汗を流す。趣味に没頭して気分を切り替える、などなど・・・。歌うことが好きな方なら、カラオケに行って大声を出して歌うのもストレス発散にはとても役に立ちます。

要は、くよくよせずに、気分を切り替えて明るく振舞っていれば、不眠症も案外解消されてしまいます。

必要に応じて、昼寝を避けたり、深酒を避けたり、夜はコーヒーやお茶などを控えてリラックスを心がけるようにします。 また、たとえ眠れなくても、就寝や起床時間をある程度固定して、規則的な生活を送るように心がけることも大事です。

それでも不眠症が解消しない場合は、医師の診断を受けて治療しなければなりません。

不眠症の検査と治療

不眠症が解消しない場合は病院で検査を受けます

病院では、不眠症の原因を確定するために、精神医学的な診察や検査をはじめ、脳や神経系の検査と身体的検査を行ないます。併せて、薬物やアルコールの使用歴や環境についても調べます。

睡眠を客観的に検査することが必要な場合には、睡眠ポリグラフィを行ないます。それにより、ノンレム睡眠、レム睡眠を含む睡眠の量的・質的特徴がわかります。

原因がわかると、その原因を除去するための治療が行われます。
治療には、睡眠薬を用いた薬物療法や、自分で体調をコントロールする自律訓練法、バイオフィードバック法などがあります。いずれも心身をリラックスさせ、快適な睡眠を得るための導入治療になります。

睡眠薬についても、最近は副作用が少なく、快適な睡眠が得られるベンゾジアゼピン系睡眠薬などが開発されているので、専門医の指導の下に適量服用するのであれば問題ありません。

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